北関東の林道のメッカ・帝釈山?田代山を走ってみました。
先日、WR250Rで北関東の林道のメッカと呼ばれるロングダートを走ってきました。
行った日が丁度紅葉見頃と被ったので、なかなか良い景色でした。
実は動画も撮影したのですが掲載しません。
理由は天気が微妙かつ林道走行ばかりでひらけた景色も無く、さらに一眼レフはコケた時が怖いので持って行かなかったためです苦笑
というわけで今回はツーリングレポートのみです。
土曜日が雨だったので、実は禁断の日曜出発。朝3時頃に首都高に乗って一路日光へ向かいました。
禁断ってのは日曜にツーリングすると、翌日の仕事に差し障りまくるからなんですよね苦笑
で、早朝の首都高で渋滞も皆無でさくっと日光まで来まして、そのまま戦場ヶ原へ。
早朝の戦場ヶ原に霧が立ち込め幻想的。
丁度このへんは紅葉の見頃を迎えて、なかなか良い表情でした。
戦場ヶ原の先から右折して、舗装林道の奥鬼怒林道を抜けます。
狭い区間もあるので車は気を使いそうです。大型の車は通行厳しいかも。
川俣温泉から馬坂林道に接続。ここから待望のロングダート!
馬坂林道は車の通行がそんなに多くないせいか、整備はそれなりでした。前日雨が降ってたせいもありあちこちに深い水たまりが連続してまして走るのに多少気を使います。とはいえ道自体は割とフラットなので難易度は低いと思います。僕みたいな初心者でも普通に走れたし。
こちらも紅葉の見頃を迎え、木々が色づいています。いい時期に来たみたいでラッキーでした笑
道を確認してると、続々とオフ車の集団が通りすぎていきます。さすが北関東の名林道。
次々とオフ車達が通りすぎていきます。
オフ車乗りの人達に一様に足立ナンバーを驚かれました・・・
オフ車乗りの移動距離は短いようですね。タイヤの減りが早いので勿体無いし、高速道路しんどいですもんね苦笑
分岐を確認してから、いよいよ川俣檜枝岐林道へ。
馬坂林道と併せて20km以上のロングダートですが、一部を除いて非常にフラットで走りやすい林道とのこと。いざ。
きちんと分岐点に標識があるので分かりやすい林道です。
栃木側から林道に入ったのですが、道が少々荒れていました。BMWとかのビッグオフは注意が要るかもですね。
さて、ちょっと走ると不思議な光景が見えてきます。
どうやら砂防ダムに即した湖みたいです。
季節のせいか水が干上がってました。
枯れ木が佇む姿はなんとも幻想的。RPGの世界のようでした。
こういう景色、オンロードでは滅多にお目にかかれない景色ですね。オンロードってなんだかんだ言いながらきっちり整備されてますもの。
ところどころで景色を楽しみ、無事馬坂峠へ。
登山口があるせいか車も結構います。
さっき見かけたオフ車集団もここに集結してました。
田代山と帝釈山両方へ登山口が開けています。
林道を福島側に抜けると途端に道がかなり良くなります。
思うに、福島側から登山客を乗せた車が登ってくるので、きちんと整備してあるのでしょう。
川俣檜枝岐林道は概ね道も良く、初心者にもオススメの林道と言えそうです。
全体的にこんな感じです。
さて、檜枝岐村に抜けるとお昼近く。
調度良いのでこのへんで名物という「裁ちそば」を食します。
この「裁ちそば」は檜枝岐村のように標高の高い豪雪地帯ならではの料理と言えそうです。米が育ちにくい為、そばが昔から食されていたんですね。生育環境の影響でそばに「つなぎ」を使わない純蕎麦です。
厚さ3mm程度にのばし十数枚を重ねて、生地を裁つように切るところから「裁ちそば」と呼ばれるようになったそうです。
蕎麦はどうやら女の仕事のようで、裁ちそば作りが嫁入りの条件になってたそうです。ならではの文化ですねえ。
とても美味しかったです!
天ぷら蕎麦に普通にまいたけや岩魚の天ぷらが出てくるあたり、豊かな自然を象徴してますね。桧枝岐村、静かで豊かなところのようです。
さて、ランチを済ませたら今度は田代山林道から栃木側に戻ります。
この田代山林道こそ初心者には超オススメの林道です。
とにかく走りやすいです。檜枝岐とは逆に福島県側より栃木側の方が道が整備されています。
田代山峠より。
田代山峠はそんなに広くひらけてはいないので、殆ど人を見かけません。
のんびり休んでいると、たまたま通りがかった地元のオフ車乗りさん達に話しかけられました。
聞くところによると、この林道は一年を通して紅葉の時期くらいしか貫通してないそうです。僕は相当ラッキーだったようです!
地元のオフ車乗りさん達もやはり東京から来た僕に驚いていました。
で、タイヤを見て納得したようです。「そのタイヤノーマルだよね?ノーマルだと林道厳しいでしょう?確かに高速道路使うとなるとそういう持ちのいいタイヤになるけどね。」と言われました。
僕、ノーマル以外のタイヤ知らないのですが、タイヤを換えるともっと走りやすくなるそうですね。その代わり距離は走れなくなると(すぐ潰れるので)
でもノーマルで慣れると滑りまくるのでドリフト仕様ならいいんじゃないかなと言われました。フロントタイヤだけしっかりグリップするタイヤに変えたら安全だしいいかもと。
うーむ、オフ車奥が深いなあ。
僕オフ車って全コーナー滑るもんだと思ってたし、実際殆どのコーナーで滑ってたので、かなりペースのんびりだったんですがどうやら違うのね・・・まあおかげでズルズルいっても大して焦らなくなったけども・・・
よい話が聞けてよかったです。今度タイヤ交換の際は検討してみよう。
あとオフ車初心者はマフラーウルサイ方が結果的に安全とも言ってました。なるほど、確かに対向車がビックリしてたことがありました。静かすぎて気付かないんですね・・・これも検討しようと思いました。
と、ずいぶん話込んでしまったけど無事林道を越えて大笹牧場でゴール。
大笹牧場はバイク乗りがいっぱいですね。
今回初めてコケないで走破できました。
そういう意味でも初心者にもオススメの林道ですね。フラットなところでは本当に楽しくハイペースで走れます。
僕自身、ドロドログチャグチャの道よりもフラットダートを快走する方が楽しいと感じるようなので、モトクロスよりもエンデューロ向きなのかもなあって思いました。まあスキルが上がってくると走破することに喜びを感じるのかもしれないけど笑
林道は本当に操車技術が上がるなあって思います。
以前よりマシンの挙動に敏感になった気がします。バイク上手に運転できるようになりたい人は本当にオススメですね!
川俣檜枝岐?田代山林道
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行った日が丁度紅葉見頃と被ったので、なかなか良い景色でした。
実は動画も撮影したのですが掲載しません。
理由は天気が微妙かつ林道走行ばかりでひらけた景色も無く、さらに一眼レフはコケた時が怖いので持って行かなかったためです苦笑
というわけで今回はツーリングレポートのみです。
土曜日が雨だったので、実は禁断の日曜出発。朝3時頃に首都高に乗って一路日光へ向かいました。
禁断ってのは日曜にツーリングすると、翌日の仕事に差し障りまくるからなんですよね苦笑
で、早朝の首都高で渋滞も皆無でさくっと日光まで来まして、そのまま戦場ヶ原へ。
早朝の戦場ヶ原に霧が立ち込め幻想的。
丁度このへんは紅葉の見頃を迎えて、なかなか良い表情でした。
戦場ヶ原の先から右折して、舗装林道の奥鬼怒林道を抜けます。
狭い区間もあるので車は気を使いそうです。大型の車は通行厳しいかも。
川俣温泉から馬坂林道に接続。ここから待望のロングダート!
馬坂林道は車の通行がそんなに多くないせいか、整備はそれなりでした。前日雨が降ってたせいもありあちこちに深い水たまりが連続してまして走るのに多少気を使います。とはいえ道自体は割とフラットなので難易度は低いと思います。僕みたいな初心者でも普通に走れたし。
こちらも紅葉の見頃を迎え、木々が色づいています。いい時期に来たみたいでラッキーでした笑
道を確認してると、続々とオフ車の集団が通りすぎていきます。さすが北関東の名林道。
次々とオフ車達が通りすぎていきます。
オフ車乗りの人達に一様に足立ナンバーを驚かれました・・・
オフ車乗りの移動距離は短いようですね。タイヤの減りが早いので勿体無いし、高速道路しんどいですもんね苦笑
分岐を確認してから、いよいよ川俣檜枝岐林道へ。
馬坂林道と併せて20km以上のロングダートですが、一部を除いて非常にフラットで走りやすい林道とのこと。いざ。
きちんと分岐点に標識があるので分かりやすい林道です。
栃木側から林道に入ったのですが、道が少々荒れていました。BMWとかのビッグオフは注意が要るかもですね。
さて、ちょっと走ると不思議な光景が見えてきます。
どうやら砂防ダムに即した湖みたいです。
季節のせいか水が干上がってました。
枯れ木が佇む姿はなんとも幻想的。RPGの世界のようでした。
こういう景色、オンロードでは滅多にお目にかかれない景色ですね。オンロードってなんだかんだ言いながらきっちり整備されてますもの。
ところどころで景色を楽しみ、無事馬坂峠へ。
登山口があるせいか車も結構います。
さっき見かけたオフ車集団もここに集結してました。
田代山と帝釈山両方へ登山口が開けています。
林道を福島側に抜けると途端に道がかなり良くなります。
思うに、福島側から登山客を乗せた車が登ってくるので、きちんと整備してあるのでしょう。
川俣檜枝岐林道は概ね道も良く、初心者にもオススメの林道と言えそうです。
全体的にこんな感じです。
さて、檜枝岐村に抜けるとお昼近く。
調度良いのでこのへんで名物という「裁ちそば」を食します。
この「裁ちそば」は檜枝岐村のように標高の高い豪雪地帯ならではの料理と言えそうです。米が育ちにくい為、そばが昔から食されていたんですね。生育環境の影響でそばに「つなぎ」を使わない純蕎麦です。
厚さ3mm程度にのばし十数枚を重ねて、生地を裁つように切るところから「裁ちそば」と呼ばれるようになったそうです。
蕎麦はどうやら女の仕事のようで、裁ちそば作りが嫁入りの条件になってたそうです。ならではの文化ですねえ。
とても美味しかったです!
天ぷら蕎麦に普通にまいたけや岩魚の天ぷらが出てくるあたり、豊かな自然を象徴してますね。桧枝岐村、静かで豊かなところのようです。
さて、ランチを済ませたら今度は田代山林道から栃木側に戻ります。
この田代山林道こそ初心者には超オススメの林道です。
とにかく走りやすいです。檜枝岐とは逆に福島県側より栃木側の方が道が整備されています。
田代山峠より。
田代山峠はそんなに広くひらけてはいないので、殆ど人を見かけません。
のんびり休んでいると、たまたま通りがかった地元のオフ車乗りさん達に話しかけられました。
聞くところによると、この林道は一年を通して紅葉の時期くらいしか貫通してないそうです。僕は相当ラッキーだったようです!
地元のオフ車乗りさん達もやはり東京から来た僕に驚いていました。
で、タイヤを見て納得したようです。「そのタイヤノーマルだよね?ノーマルだと林道厳しいでしょう?確かに高速道路使うとなるとそういう持ちのいいタイヤになるけどね。」と言われました。
僕、ノーマル以外のタイヤ知らないのですが、タイヤを換えるともっと走りやすくなるそうですね。その代わり距離は走れなくなると(すぐ潰れるので)
でもノーマルで慣れると滑りまくるのでドリフト仕様ならいいんじゃないかなと言われました。フロントタイヤだけしっかりグリップするタイヤに変えたら安全だしいいかもと。
うーむ、オフ車奥が深いなあ。
僕オフ車って全コーナー滑るもんだと思ってたし、実際殆どのコーナーで滑ってたので、かなりペースのんびりだったんですがどうやら違うのね・・・まあおかげでズルズルいっても大して焦らなくなったけども・・・
よい話が聞けてよかったです。今度タイヤ交換の際は検討してみよう。
あとオフ車初心者はマフラーウルサイ方が結果的に安全とも言ってました。なるほど、確かに対向車がビックリしてたことがありました。静かすぎて気付かないんですね・・・これも検討しようと思いました。
と、ずいぶん話込んでしまったけど無事林道を越えて大笹牧場でゴール。
大笹牧場はバイク乗りがいっぱいですね。
今回初めてコケないで走破できました。
そういう意味でも初心者にもオススメの林道ですね。フラットなところでは本当に楽しくハイペースで走れます。
僕自身、ドロドログチャグチャの道よりもフラットダートを快走する方が楽しいと感じるようなので、モトクロスよりもエンデューロ向きなのかもなあって思いました。まあスキルが上がってくると走破することに喜びを感じるのかもしれないけど笑
林道は本当に操車技術が上がるなあって思います。
以前よりマシンの挙動に敏感になった気がします。バイク上手に運転できるようになりたい人は本当にオススメですね!
川俣檜枝岐?田代山林道
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