前後タイヤ交換はIRC GS-19にしてみたら、ヒラヒラするよという話

掲題の件、前後にスリップサインが出てしばらく経過してしまったのでいよいよ交換と相成りました。

モトグッチV7の場合、タイヤサイズが以下の通り。
（前）100/90-18
（後）130/80-17

いずれもチューブタイヤになるのですが、選択肢は大体皆さん下記のような感じじゃないですか？

ピレリ　スポーツデーモン（純正）
ダンロップ　GT601
ブリヂストン　BT45
ミシュラン　パイロットアクティブ
IRC　GS-19
メッツラー　レーザーテック

僕のV7レーサーは今35000km走ってるんですが、実は前輪は一度も交換したことなかったのです。なので前がスポーツデーモン。驚異的なライフですね…
後ろは依然テクニタップさんでBT45を履かせてもらったので銘柄が異なります。BT45結局1.5万km保ったことになります。

今回スッキリ前後交換ということでどうしようかと悩んだのですが…
値段の安さとクラシカルなトレッドパターンでGS-19に決めました。

ちなみにGS-19って通常大型バイクに履かせないと思います。
速度記号が確かSで時速180kmまで使えるタイヤです。
とはいえV7で時速180kmなど出るはずもなく、出すシチュエーションも当然無いので問題ないです（W800とかで履かせてる人も多いみたい）

さて、交換は今回もテクニタップさんにご依頼しました。

キッチュな看板が目印。

親子二代でやっております。

今回もお父さんが前輪、息子さんが後輪をご担当。
前回初来訪した時に息子さんがBUELL乗ってたことをふと思い出しましたが、今回はお急がしそうなのであまりお話しませんでした。

GS-19はクラシック系にハマる見た目ですよね。

タイヤチェンジャーを使ってサクサク作業していきます。

作業時間は1時間程度でした。ぼけーっと待ってました。

見ておわかりの通りかなり扁平足になっています…

無事作業完了。クラシック感増大。

タイヤ交換の専門店って僕はテクニタップさんしか利用したことないのですが、ほんとあっという間に作業しちゃうんですよね…見てて面白いし、気持ち良い。気さくなお人柄なので気負わずお願いできるのもいいところ。またきっとお願いすると思います。

さてさて。
実際に履き替えて走った感じなんですが…

ものすごくよく曲がるようになった！

コーナリングがかなりクイックになったように感じます。
ちょっとした入力にタイヤが反応して曲がろうとするので、これまで乗っていた感覚とかなり異なってビビりました。
交換当初こそ戸惑いましたが、二週間くらい乗り込んで慣れてくると…意のままに曲がる感じになってすごく良いです。V７が持っているアンダーステアというか大回りするようなコーナーリング特性が、今時のバイクっぽいすんなり曲がる感じになりました。
この感想はBT45履きつぶして乗ってる時との差異になるので、実際はクイックになったのではなく素直になったのかもしれませんが。

一方直進安定性はBT45よりも劣る感じがしますが…それも慣れの範疇。体が勝手に補正して交換当初ふにゃふにゃ走りがちだったのは治りました。

ということで、満足なタイヤ交換でした。次回もこれがいいかなあ？